MANNINA FIRENZE ~思い出を蘇らせる~〈大手町店〉

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MANNINA FIRENZE ~思い出を蘇らせる~〈大手町店〉

どうも、僕です。

これは僕がまだSMAPのメンバーだった頃の話です。

当時僕は歌の幅を広げるために世界中をインティライミ…いや、旅してまわっていました。

ある日、イタリアはフィレンツェの街角で見つけた老舗の雰囲気がぷんぷん漂う靴屋さん。

そう、マンニーナです。

店内に入り、飾られていた靴の美しさに衝撃を受けた僕はその場でスライディング土下座で弟子入りを申し出て、ここから僕の歌う靴職人としての一歩が始まったのです…。

↑はい、ここまでフィクションです(笑)
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MANNINA FIRENZE

ご存知ですか?

1953年、カロジェロ・マンニーナによって創業された靴店で、イタリアのクラシックな注文靴文化をけん引する工房のひとつです。

非常にリーズナブル(製法などいろいろ理由はあるが)、仮縫いなしで仕上げて郵送納品してくれるのでイタリア旅行の記念に注文する方も少なくないと思います。

今は有名なスター職人たちが煌めくイタリア注文靴界ですが、15年くらい前までは日本人がイメージするイタリア注文靴=マンニーナだったように記憶しています。
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「親方」と呼ばれていたカロジェロは2014年に亡くなってしまいましたが、マンニーナの遺伝子はフィレンツェのみならず日本をはじめとした世界中で生きています。

私が靴職人を目指し始めた2000年前後はまだ今ほど情報がなく、海外に行くなら英国の靴学校というのがひとつの道でした。

そしてもうひとつが、行き当たりばったりでイタリアの小工房を訪ねての弟子入りです。

当時(今もですが)マンニーナには日本人のお弟子さんがいるというのは有名な話だったので、まずマンニーナを目指した職人志願の若者は多かったのではないでしょうか。

私はめんどくさ…大人の事情により国内に留まる道を選びましたが。

 

さて、なんでこんな話になったかというと、お客様からマンニーナをお預かりしました。

10数年前にフィレンツェでカロジェロに注文したという、マッケイ製法の注文靴です。

 

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Beforeを撮り忘れてしまったのですが、「道具」としてかなり履き込まれて正直ボロボロでした…。

しかしながら、「ダックトゥ←アヒルのくちばし」とも呼ばれる幅広のスクエアトゥにコバの張った柿色のセミブローグ…まさにイタリアンクラシックの見本のような一足と、お客様のカロジェロとの思い出のお話など聞いて「やってみましょう!」と。
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特徴のひとつでもあるハリハリのコバ、日本の修理材料で再現するのはなかなか難しいのでオリジナルを丁寧に再利用。

 

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サイドのインクもイタリアの注文靴らしくマットに仕上がるものをチョイス。

 

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お客様とご相談して、少しでも長く履けるようにと初めからハーフラバー&コンチネンタルヒールで仕上げました。

如何でしょうか?

ぜひ蘇ったこの靴を履いて、再びフィレンツェのマンニーナを訪ねて頂きたいですね。

 

 

もっとその先も長く履いて頂くために。

大切な靴の磨きと修理は、Shoe Shine WORKSにお任せください。

実はまだヨーロッパに行ったことが無い;) たなぱん先生【 Yoshinori Tanaka】

“MANNINA FIRENZE ~思い出を蘇らせる~〈大手町店〉” への1件のコメント

  1. 匿名 より:

    はじめまして、こんにちわ。

    たまたまこちらのサイト(ブログ)を見つけ、
    師匠のManninaらしい靴が、その雰囲気を失う事なく
    私共の手元で作った新品のようにリペアされているのを見て、
    嬉しくなり、コメントさせて頂きました。
    十数年経っても、お使い戴けてる事がとても嬉しいです。
    それが可能なのは、御社をはじめ、リペアされる素晴らしい職人さん
    あっての事です。スタッフ一同感謝申し上げます。
    寒暖差の激しい時節、皆様お身体ご留意の上、
    お仕事頑張ってください。
    御社の益々のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

    Mannina スタッフ一同

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